気持ちカタチに。贈ろう、GIFT(7)「サンタの町から心を託したカードを」
30年以上続く、広尾町のクリスマスカード事業。心温まる絵柄と共に、人々の思いを運んでいます。
サンタクロースの故郷でノルウェーの首都オスロ市から、日本唯一の「サンタランド」として広尾町が認定されたのは、1984年。以来、基本理念「愛と平和、感謝と奉仕」を受け継ぎ、“サンタの町”として歩みを続けてきた。オリジナルの絵柄のクリスマスカードをメッセージと共に希望の宛先に届ける「サンタメール」事業も、そのひとつ。ユニークな取り組みは話題を呼び、開始2年後の89年には17万3000通を発送。これまで約215万通を世界中に届けてきた。今年から「ひろおサンタカード」と名前を変えてスタートしている。
カードのイラストは、2017年まで京都府の絵本作家・永田萌さんが手掛け、3年前からは公募で選んでいる。2つ折りや4つ折り、立体…と毎年変わる仕掛けも楽しみ。申し込みは父母から子、祖父母から孫、恋人へとさまざまで、ときには「おもちゃが欲しいです」「プレゼントはどうやって作るの?」といったサンタ宛てのメッセージも。道内の児童養護施設にプレゼントを贈る寄付として申し込むこともでき、全国の“あしながおじさん”から善意が集まる。
サンタクロースの故郷でノルウェーの首都オスロ市から、日本唯一の「サンタランド」として広尾町が認定されたのは、1984年。以来、基本理念「愛と平和、感謝と奉仕」を受け継ぎ、“サンタの町”として歩みを続けてきた。オリジナルの絵柄のクリスマスカードをメッセージと共に希望の宛先に届ける「サンタメール」事業も、そのひとつ。ユニークな取り組みは話題を呼び、開始2年後の89年には17万3000通を発送。これまで約215万通を世界中に届けてきた。今年から「ひろおサンタカード」と名前を変えてスタートしている。
カードのイラストは、2017年まで京都府の絵本作家・永田萌さんが手掛け、3年前からは公募で選んでいる。2つ折りや4つ折り、立体…と毎年変わる仕掛けも楽しみ。申し込みは父母から子、祖父母から孫、恋人へとさまざまで、ときには「おもちゃが欲しいです」「プレゼントはどうやって作るの?」といったサンタ宛てのメッセージも。道内の児童養護施設にプレゼントを贈る寄付として申し込むこともでき、全国の“あしながおじさん”から善意が集まる。
温かな気持ちになって
今年の申し込みは12月10日までで、1通500円。広尾町サンタランド係長の山田雅樹さんは、「コロナ禍で大切な人に会えなかった思いをぜひカードに託し、温かな気持ちになってください」と話す。サンタの町を通じて、今年1年分の思いを伝えてみよう。
歴代のカード
さまざまな工夫を凝らしたカード。封入作業は手作業で行っている
「ひろおサンタカード」への申し込みはこちら
問い合わせ/広尾サンタランド事務局
広尾町西4条7丁目(広尾町役場内)
Tel:01558・2・0177
※フリーマガジン「Chai」2021年12月号より。
気持ちカタチに。贈ろうGIFT
贈り物を渡したり、もらう機会が多くなる季節。身近な人や、遠くの人にも。思うように人と会えない1年だったからこそ、ギフトで、気持ちカタチに―。贈り物に込めた思いを、自分らしい演出で大切な誰かに届けてみませんか?