十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年12月号

特集/新店でめぐる2024年

安心・とかちの暮らし(190)「身近にある詐欺電話に気をつけて!」

 「2時間後に電話が使えなくなる」は、詐欺電話の手口です。被害に遭わないために、詐欺電話の注意点を帯広消費者協会の協力でまとめました。(Chai編集室)

【質問】
 「この電話は2時間後に利用できなくなります。オペレーターと話をしたい人は1番を押してください」という内容の電話がかかってきた。大手電話会社を名乗っていたがどうしたらよいのだろうか。

【回答】
 このような内容の電話がかかってきたら詐欺です。大手電話会社や、総務省など国の機関名を名乗った同様の相談が増えています。自宅の固定電話や、携帯電話番号にかかってくる場合もあります。電話は自動音声で、オペレーターと話をするには、指定された番号を押さなければなりません。番号を押しオペレーターと話をすると、「電話回線料金の未払いがある。支払わないと法的措置をとる」などと支払いを要求されたり、氏名、住所など個人情報を言わされた例もあります。

 大手電話会社のHPや総務省のHPでも注意喚起をしています。電話があっても操作せずに電話を切りましょう。電話料金などで未払いが実際にある場合には、契約している事業者に確認しましょう。困った時には、居住地の消費者相談窓口に相談してください。

【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会 Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2024年12月号より。