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コンクリートプラント稼働

拳を上げてプラント完成を宣言する隊員

拳を上げてプラント完成を宣言する隊員

 風力発電機工事の型枠工事が終わり、30日からコンクリートプラントの稼働が始まった。プラントは代々医療隊員が参加する。今回は医療の森川博久隊員が社長、西山幸子隊員が筆頭株主になり、「頑張ろう」の一声で運転が開始した。

 毎年の観測隊によってプラント名を変え、第57次隊は「ふぁくとりー粉57(こなごな)」と命名された。名付けた西山隊員は「大変な現場で少しでもほんわかした名前にしたかった」と話す。



スコップで砂利を入れるスコップで砂利を入れる プラントといっても多くの部分を人力で動かし、昭和基地過酷労働の象徴のようなものになっている。スコップでバケツに砂利を入れ、水とセメントを一緒に機械に投入。練りあがったコンクリートは打設場所まで運搬する。最初は快調だがすぐ腰が痛くなる。交代交代で作業を進めるうちに助っ人が増え、初日の作業は無事終了することができた。


 

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