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第一便輸送開始

56次の三浦英樹越冬隊長(左)に初荷を手渡す第57次の門倉昭隊長(中央)と大鋸寿宣しらせ艦長(右)

56次の三浦英樹越冬隊長(左)に初荷を手渡す第57次の門倉昭隊長(中央)と大鋸寿宣しらせ艦長(右)


​ヘリコプターから第一便物資を手渡しで搬出する隊員​ヘリコプターから第一便物資を手渡しで搬出する隊員【南極・昭和基地】昭和基地の西方約18キロ沖まで到達した南極観測船「しらせ」から昭和基地に向けて人員や物資の輸送が現地時間23日午後1時(日本時間23日午後7時)から始まった。

 門倉昭観測隊長、大鋸寿宣しらせ艦長らが乗り込むヘリコプターの第一便が昭和基地に到着すると、2014年から滞在している第56次の三浦英樹越冬隊長に「初荷」を手渡した。

 優先物資の第一便の中には家族託された物や、生鮮食料品が積み込まれており、越冬隊員は喜びの表情で物資を運んだ。

 優先物資の空輸開始は昨年より1日早く、数日間行われる予定になっている。

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