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カイワレダイコンで「57」

2種類のカイワレダイコンで「57」の文字を作成した西山幸子さん

2種類のカイワレダイコンで「57」の文字を作成した西山幸子さん


 12月10日の「かわらばん」で紹介したカイワレダイコンの栽培。医療担当の西山幸子越冬隊員は第57次南極地域観測隊にちなみ、カイワレダイコンで「57」の文字を完成させた。

 南極観測船「しらせ」では通常二人部屋だが、西山さんの部屋は医務室を兼ねているため一人部屋だった。空いているスペースを利用して2種類の種を40センチ×30センチの容器にばらまいた。船内は乾燥しているため、一日5、6回は欠かさず水をやって大事に育て、1週間で長さ10センチほどに成長し、収穫の日を迎えた。

 西山さんは「とりあえず見てもらい、食べてもらいたい」と喜ぶ。成長の記録として5分間隔で写真に収め、動画も作成した。

 越冬時には生野菜がなく簡単に育てられる野菜を作る。西山さんは「越冬時は好きなパクチーを育ててみたい」と意欲を語っている。

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