タグ南極観測船しらせ

南極新聞

南極新聞をアピールする松久保成人飛行士。題字がどこかの新聞社に似ているような。

南極新聞をアピールする松久保成人飛行士。題字がどこかの新聞社に似ているような。


 先日紹介した氷山初視認クイズ(南極新聞社主催)に続き、往路ラミング回数クイズ(同)が始まりました。

 ラミングとは、いったんバックして、勢いをつけて海氷に体当たりするもの。船の重みで氷を割って進むことができる。昨年は往路で3187回のラミングを行ったという。

 主催する南極新聞社は南極観測船「しらせ」内で毎週日曜日に「南極新聞」を発行している。社長は橋本正樹飛行士で、編集長6人も「しらせ」飛行士が担当している。他に各分隊に新聞係を設けている。各号は編集長一人が責任を持って紙面を作り上げる。日本に帰国するまで15回程度の発行を予定している。

 ニュースのほかにも、寄稿された文章も掲載するが、どうしても空いてしまうスペースをどうやって構成するかが編集長の腕の見せ所。各号で個人のカラーが出てくるという。
 
 編集長の一人松久保成人飛行士は「国内にいる時から雑学を集めたり、ネタになるものを探すのが大変」と苦労を語っている。

前の記事次の記事

トップへ戻る