十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年6月号

特集/酒場をめぐる冒険

てくてく名店さんぽ(51)「グラスアート工房 ビショー」

左から寺島富美子さんと寺島久美子さん。帯広市大正町の街路灯や老舗喫茶店にある欄間窓のガラスなど、私たちの身近にも同工房が手掛けた装飾品がある

心癒やすガラスの輝き
 工房内にあるステンドグラスが日の光を受けてきらめく様子は、幻想的でまるでおとぎ話の世界へ迷い込んだよう。動物や花をモチーフにしたかわいらしい作品が並び、細かなガラスを組み合わせた精巧な作りにも目を奪われる。

 住宅のガラス加工やサッシの販売施工などを扱うビショーの姉妹店として1995(平成7)年にオープン。ガラス製品の受注をはじめ、小物の販売、ステンドグラス教室などを行っている。

 工房を切り盛りするのは、代表の寺島富美子さんと娘であり店長の寺島久美子さん。富美子さんは周囲に先駆け、30年以上前からステンドグラスやエッジングガラスの技法を学んできた。その技術は久美子さんへ受け継がれ、より多彩でデザイン性の高い作品が生まれている。

 「ステンドグラスはパーツが分かれているで、割れても一部の修理で済む。磨けば輝きが戻り、長く愛用できます」と富美子さん。光が当たることで美しさを増すステンドグラスは、キャンドルの明かりとも相性抜群。大切な人へのクリスマスプレゼントを探しているなら、ぜひ候補に加えて。

ステンドグラス教室は水・木曜10時30分~12時30分と14時~16時、金曜10時30分~12時30分、土曜13時30分~15時30分に開催。月謝5,600円(教材費別途)

型紙に合わせてカットしたガラスを、特殊なテープで処理した後にハンダ付けする。大きな作品になるとガラスのパーツは200~300個にものぼる


<グラスアート工房 ビショー>
帯広市東5条南19丁目2-39
Tel:0155・23・3136
営:10時~18時
休:日曜、祝日


てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2023年12月号より。
※撮影/鎌田廉平。写真の無断転用は禁じます。