山レポート
十勝岳
5月2日、登山が趣味の新入社員岡田優人記者と初山行。道内の日本百名山の中でも登ったことのないという中から、近場で春山が楽しい十勝岳を選んだ。
午前7時20分、望岳台から登山を開始。
序盤は砂利道だが間もなくして残雪の道に。雪の状態は歩いてみると5月中~下旬並みといった印象で、雪の解け具合は例年より早いようだ。
避難小屋あたりから傾斜も急になり、雪も深くなる。
登頂まであともう少し!の頂上直下では道が凍り付いてなかなか進まない。一歩一歩慎重に先を行く。
午前11時10分ごろ、ついに十勝岳の頂上へ!くもりの予報ではあったが、周囲360度見渡す限りの大パノラマが広がって2人は大喜び。
40分後に下山開始。雪原の滑るような快速の下山が気持ち良い。すれ違う登山客と会話を楽しみながら望岳台へと向かった。
午後1時5分ごろ登山口に無事到着。天気はくもりだったが、充実した登山に心は晴れ晴れ。帰りは白金温泉森の旅亭びえいで温泉に入り、富良野のオムカレーを食べて帰路についた。(藤島諒司)