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切り方指導

 南極観測船「しらせ」の自衛官が10日から昭和基地の夏作業支援に入っている。

伊藤さん(中央)に指導されながら人参を切る伊澤さん(右)伊藤さん(中央)に指導されながら人参を切る伊澤さん(右) 私が当直業務を行っていた13日夕方、「しらせ」給養員の伊藤英樹(36)さんと伊澤直樹(30)さんが野菜の切り方について話していた。

 海上自衛隊での調理歴は伊藤さんが18年目、伊澤さんは3年半。翌日用のビーフンに使う人参の切り込み作業を行っていたが、伊藤さんのほうが早くてテンポが良い。私や「しらせ」の当直2人、観測隊の調理隊員に見られながら、伊澤さんへの切り方指導が行われた。

 自衛隊では一度にたくさんの食事を用意しなければならない。そのため切り方も独特で料理の本に書いてあることが通用しないという。

 伊澤さんは「自分でやっていたことは違っていた。勉強になった」と振り返った。



伊澤さんの包丁さばきを見るしらせ当直の菱沼正樹さんと塚本一光さん(左から)

伊澤さんの包丁さばきを見るしらせ当直の菱沼正樹さんと塚本一光さん(左から)



調理の合間に笑顔をみせる伊澤さん

調理の合間に笑顔をみせる伊澤さん

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