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57次隊が住む第一夏期隊員宿舎から基地の中央部までの移動は小さな丘を越える。その頂上付近に6日から「峠の茶屋」がオープンしている。数種類の飲料やお菓子を取りそろえ、隊員の喉の渇きを癒している。
管理するのはとなりの電離層棟の隊員。設立は古く歴史のある茶屋だ。外観は茶屋というよりは壊れそうな屋台。ブリザードが来れば耐えられそうにない。
峠の茶屋の“看板娘” 客対応はラミネート加工された、平面の色あせた“看板娘”が愛敬を振りまく。このポスターも時代を感じさせる一品だ。
無料とあってすぐ完売する。管理する57次直井隆浩隊員は「今年は物資不足でなかなか開店できない」と残念そうに話している。