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当直

昼食の盛り付けをする須藤隊員(右)と笹森隊員(中央)(1月12日撮影)

昼食の盛り付けをする須藤隊員(右)と笹森隊員(中央)(1月12日撮影)



 12日は夏期隊員宿舎の掃除、食事の盛り付けなどを行う「当直」の日。屋外で作業をする隊員らの“裏方”になる大切な任務だ。二人一組、2日交代でほとんどの隊員が一度は経験する。

 前日から当直に当たっていた笹森映里隊員の他に、須藤健司隊員、10日より夏作業支援中の「しらせ」自衛官が当直業務を手伝ってくれた。笹森隊員に手取り足取り教わりながら作業を進めた。

 業務は午前6時半、観測隊員が食べた茶碗洗いから始まる。朝礼後、第一夏期隊員宿舎の掃除を分担しながら行った。

(1月12日撮影)(1月12日撮影) 午前10時半より、昼食の盛り付け。この日は82人のおかずを盛り付けした。均等に分けるのが難しい。もちろん昼食後の食器洗いも当直の仕事。

 午後からはごみ捨て、夕食の配膳、夜の話し合いの司会と続いた。

 2日間当直を行った笹森隊員は「当直をやったことで、全体の人の流れが分かって良かった。

 『しらせ』の人の協力もあって助かった」と振り返る。

 「早く帰ってこないかな」。外に出た隊員をきれいにした部屋で出迎える。宿舎が賑やかになるのを楽しみに待った。


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