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ライギョダマシ

昭和基地の管理棟に飾られているライギョダマシの魚拓と一緒に写る小林隊員

昭和基地の管理棟に飾られているライギョダマシの魚拓と一緒に写る小林隊員



 「しらせ」自室で企画用の写真を選んでいると、管理棟で小林正喜隊員がライギョダマシの魚拓と映っている写真を発見した。よく見てみると、昭和基地沖のオングル海峡水深634メートルで釣ったものだ。全長は148センチあり、巨大なのが分かる。ライギョダマシはスーパーに出回っているメロの近縁。数十センチのものは美味だという。

かごを投げる友松岳士隊員かごを投げる友松岳士隊員 ライギョダマシの釣りは越冬交代後に行われているが、私が滞在していた時はショウワギス釣りが行われていた。外見は日本で見るキスとは違いカジカように見えた。釣り方は竿の他に、エサを入れたかごを一日放置して捕獲していた。

 昭和基地で発行されている「昭和ほぼ毎日新聞」の2月22日付け紙面ではドリルで海氷に穴を開けて、釣りに挑戦する隊員の写真が掲載されていた。肝心の釣果が気になるところだ。



昭和基地西の浦に釣りに向かう隊員

昭和基地西の浦に釣りに向かう隊員



かごの糸を手繰る石川貴章隊員

かごの糸を手繰る石川貴章隊員

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