十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年12月号

特集/心温まる贈り物

NEW OPEN「Bulls Burger Club(ブルズ バーガー クラブ)」

贅沢(ぜいたく)に2枚のパティ合計200gをはさんだ〈ダブルチーズバーガー〉1,600円は、肉の旨さを極限まで味わえる。バーガーと一緒に注文したい〈コンボセット〉900円は各種サラダ、ポテト、ドリンクが選べる

10/2 NEW OPEN!
「うまい」のひと言!肉厚パティのオリジナルバーガー

 清水町のブランド牛「十勝若牛」の元生産者が営むハンバーガーショップ。帯広市内のライオンビル福原館のシェアバー、同市内のBASSA osteriaでの間借り営業を経てオープンした。肉の魅力を知り尽くしたオーナーが作るバーガーは、若牛の赤身のジューシーさと肉本来のうま味をしっかりと味わえるおいしさ。そのほか地元産の食材を多く取り入れ、十勝の恵みを感じられるメニューをそろえる。

 バーガーのパティは1枚100gのボリュームで、食べごたえ抜群!オーロラソースをベースに、野菜やピクルス、マスタードなどを加えた自慢のオリジナルソースとの相性も絶妙だ。くどさを感じさせず、最後までおいしく食べられる。

〈十勝若牛ヒレステーキセット250g〉ステーキもおすすめのメニュー。ハンバーガーとはひと味違う、上質な肉のうま味もぜひ体験して


 アルコールやノンアルコールを含め、ドリンクの種類も豊富。夜は22時まで営業しており、バーのように過ごせるのもうれしい。また、フードロス削減に力を入れていて、肉の切れ端や脂身はスープに、余った野菜はソースに再利用するなど、環境へ配慮している。テイクアウトやUber Eats、Woltでのデリバリーにも対応。

 「今後は十勝の旬の食材を活かした季節限定バーガーや新メニューを増やしていきたい」とオーナー。お客さまの声を取り入れながら、地域に根ざした味を追求していく予定だ。

シンプルながらもおしゃれな店内の内装は、オーナー自ら手掛けた理想の空間。

店舗は大通郵便局の隣、元スリランカレストラン「ライオンハウス」の建物


<お話を伺った人>
オーナー 藤田洸輝(こうき)さん


 2000年芽室町生まれ。帯広大谷高校出身。高校卒業後、実家の営む清水町の畜産農家でブランド牛「十勝若牛」の生産に携わる。20歳から独学で「十勝若牛」のハンバーガー作りをはじめ、友人たちに食べてもらい腕を磨く。より多くの人に食べてもらいたいと24年1月から帯広市内のライオンビル福原館のシェアバー、今年4月から7月は「BASSA osteria」の間借りでハンバーガーショップを営業。今年10月に念願の独立した店舗をオープン。「たくさんの人に心から『おいしい』と言ってもらえるようなハンバーガーを提供したい」と話す。

<Bulls Burger Club(ブルズ バーガー クラブ)>
帯広市大通南11丁目6-1
Tel:050・8882・3656
営:11時~14時、18時~22時 
休:第1・3日曜、月曜(日曜はランチのみ) 
P:あり
インスタグラム