十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年10月号

特集/気になった時が訪れどき、限定オープンの店

【健康】大腸がんの肝転移診断合致は6割弱

 国立がん研究センターなどは30日、薬物療法で画像上「消えた」と見える大腸がんの肝転移でも、実際にはがん細胞が残っているケースが少なくないとする国際共同研究の結果を発表した。

 画像診断と実際の結果が一致したのは62・5%にとどまり、約4割ではがんが残っていたり、再発したりしていた。

 肝臓に転移した大腸がんは、薬物療法後に肝臓の腫瘍が小さくなり、CTやMRIの画像で消えたように見える