【健康】「悪玉」免疫細胞が炎症抑制
重い肺炎などで起きる「急性呼吸促迫症候群(ARDS)」の回復には、血中にごくわずかしか存在しない免疫細胞「好塩基球」が重要な役割を果たしていることを、東京科学大の研究チームが突き止めた。これまでアレルギーを引き起こす「悪玉」とされてきた細胞が、肺の炎症を抑える「善玉」として働くことを示した成果で、新たな治療法の開発につながる可能性がある。論文は7月31日、欧州呼吸器学会の学会誌に掲載された。
この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
暮らしの情報
「Chai」以外でも暮らしに役立つ情報を、ニュースなどからピックアップ。