十勝毎日新聞電子版
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2025年9月号

特集/個性いろいろ 十勝のワイン

【健康】EPAで子宮内膜炎改善か

 子宮内の炎症が持続する「慢性子宮内膜炎」には脂質代謝の異常が関係し、エイコサペンタエン酸(EPA)の摂取で改善する可能性が示されたと、日本医科大などの研究グループが発表した。

 慢性子宮内膜炎は、子宮内膜に「形質細胞」という炎症細胞が見られることで診断され、受精卵が着床しにくくなったり、妊娠を維持できなくなったりする。

 研究グループは、ヒトの慢性子宮内膜炎に似た病態を再現したマウス