十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年8月号

特集/夏の学びチャレンジ

【健康】ブルガダ症候群、女児は思春期に改善

 心室細動など命に関わる不整脈を引き起こすブルガダ症候群。女児の患者は半数以上が思春期以降に症状が改善し、女性ホルモンが影響した可能性があると、京都大などの研究グループが発表した。

 ブルガダ症候群は中年男性に多く、夜間の突然死の原因として知られている。男性ホルモンの心筋細胞への影響が指摘されてきたが小児患者では性差が少なく、詳細は不明だった。

 研究グループは、20歳以下のブルガダ症