JICAと学ぶ!~世界の子育て(5)「パラグアイ ガブリエラさん」
マリア・ガブリエラ・キンタナ・オヴェラー(Ms MARIA GABRIELA QUINTANA OVELAR)さん
畑に精霊が生息
パラグアイの農村地域では、畑に7種の精霊が生息すると言われています。
そのうちの一つが「ジャシー・ジャテレ」と呼ばれる金色の髪を持つ子どものような見た目の精霊。パラグアイでも農作業が朝早くから行われるので、昼食後に昼寝など休憩するのが習慣です。その時間は子どもたちも静かにするよう求められ「騒いでいるとジャシーが来て、森に連れて行かれる」と言ってきかせます。日本でいう「鬼が来るよ!」と同じような意味ですね。
畑に精霊が生息
パラグアイの農村地域では、畑に7種の精霊が生息すると言われています。
そのうちの一つが「ジャシー・ジャテレ」と呼ばれる金色の髪を持つ子どものような見た目の精霊。パラグアイでも農作業が朝早くから行われるので、昼食後に昼寝など休憩するのが習慣です。その時間は子どもたちも静かにするよう求められ「騒いでいるとジャシーが来て、森に連れて行かれる」と言ってきかせます。日本でいう「鬼が来るよ!」と同じような意味ですね。
また4月上旬にあるキリスト教の祝日「聖週間」では、キャッサバのでんぷんとチーズなどで作るパンのような伝統料理「チパ」の作り方を、子どもたちが学ぶ習慣があります。おやつや朝食として日常的に食べられていますが、この祝日では特に大事な食べ物としてたくさん作りますよ。
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JICA研修員や留学生が母国の子育ての慣習や文化などを紹介する。
<JICA北海道(帯広)>
独立行政法人国際協力機構(JICA)の道東地域の拠点。地域と連携して「開発途上国の課題解決」と「道東地域の国際化・活性化」への貢献を目指している。
JICAと学ぶ!~世界の子育て
JICA研修員や留学生が母国の子育ての慣習や文化などを紹介する。Chai紙面にも掲載し、十勝毎日新聞Youtubeからは動画もみることができる。