マナービートの“イケメン枠”のけーすけ（柳沢圭亮）。マナル隊の３人とは幼稚園からの幼なじみで、昨年６月に加入した。「まだまだ慣れない」と苦笑しながらも動画作りに前向きに取り組んでいる。

　幼い頃から励んできたサッカーは、帯広北高時代は高円宮杯Ｕ―１８プリンスリーグ北海道出場など活躍。２０１９年まで１５年間、道内社会人サッカーチーム「新得ＦＣ」の監督を務めた柳沢義祐さん（故人）の長男で、「父と中・高校時代に指導してくれた帯北高の片桐聡監督が恩師」と感謝する。

「中・高校生を中心とした新たな層に動画を見てもらいたい」と話すけーすけさん

　イケメン担当として加入したが、太りやすい体質で大学時代の体重は最大で８６キロまで増えた。「イケメン担当で入ったのに太ったらイメージが良くない」と毎日１０キロ弱のランニングに加えて食生活を改善するなど体形管理に気を遣い、現在は５８キロを保つようにしている。体重計には毎日乗り、「腹筋３００回をはじめ、筋トレは欠かさない」と動画に出るようになってからは体を鍛えることにも励んでいる。

　マナービートは昨年始動し、マナル隊の３人に、けーすけとまる（乙丸由秀）を加えた５人のメンバーによるユーチューブチャンネル。加入当初はマナル隊のチャンネル登録者数が既に１００万人に近く、「視聴者さんからどう思われるかが心配だった」とプレッシャーを感じていたと話す。まだまだ緊張しながらの撮影だが、「マナービートはマナル隊の視聴者層に加えて、新たな層（ターゲットは主に中・高校生）に見てもらいたい。いろんな人に知ってもらうのが第一で、まずは動画を見てもらいたい」と動画作成に思いをはせる。
　
＜やなぎさわ・けいすけ＞
　新得町出身。新得幼稚園、新得小・中、帯広北高卒。２７歳。けーすけが選ぶマナル隊おすすめ動画。

マナル隊の裏側に迫る　コラボ企画始動
　新得町出身で在住の人気ユーチューバー「マナル隊」と十勝毎日新聞のコラボ企画が今月からスタートする。ユーチューバーとしての誇りや苦労など、活動の裏側を記事や動画で伝える。マナル隊は２０１９年１月に幼なじみの３人、たっか、だい、けーたがチャンネルを開設し、昨年６月に登録者数１００万人を突破。現在はけーすけ、まるが加わりマナービートとしても活動をしている。５人の素顔を紹介する。

チャンネル登録者数１００万人を超えたクリエーターに送られる金の盾。高々と掲げポーズをとるマナル隊。右からけーすけ、だい、たっか、けーた、まる