十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

十勝和はじめ(1)「和で過ごす~フローリスト花ごよみ」

おうちで楽しむ和
 日常に簡単に取り入れられる和のコツをご紹介。お花に煎茶、書道に季節感ある絵はがきの描き方…。和の落ち着きを自宅でも実践して。


お皿で印象がらり。いつもの食器で和のお花
 今年こそは花のある暮らしを目指したい。自宅にあるものを活用すれば憧れの生活がぐっと身近に。フローリスト花ごよみの右田順子さんに和食器を使った簡単アレンジを教えていただいた。

 生花やドライフラワーなどが豊富にそろう同店では〈ミニフラワーライフ〉を提案。花器付きの花を660円で購入すれば、次回からはいつでも、専用の花セットを220円で購入可能。花をもっと気軽に楽しめる。

■材料・道具


■実践

(1)花Aの茎を瓶と同じ長さにし、先をカッターで斜めに切って茎からワタを除く

ワタを取ると水の腐敗を防いで長持ち

(2)水を入れ、瓶または一輪挿しに(1)を挿し、和皿の端に置く。あえて空間をつくることで、軽さのあるアレンジに仕上がる

(3)親指の側面でしごいて曲線をつけた葉を(2)に挿し、葉先を瓶の下に敷く。高さをずらして動きを出す。葉先をテープで留めてもよい


■完成!

花Bを2、3輪、花Aを囲むように挿す。バランスを見て、花Bを増減させる

器を変えるだけで雰囲気がガラリと変化。花の種類を変えたり、草をあえて直線的に折って生けたりしても。季節やシーンに合わせて楽しんで



<フローリスト花ごよみ>
帯広市西19条南4丁目19-7
Tel:0155・34・8754
営:9時~18時30分 
休:1月1・2・3日
併設の花あしらい&クラフト教室クローリスでは体験教室も開催


※フリーマガジン「Chai」2023年1月号より。
※撮影/鎌田廉平、スタジオ・イッセイ高橋一生。写真の無断転用は禁じます。