2024年3月号

特集/トカチで推し活!

安心・とかちの暮らし(173)「『デジタル終活』に備えましょう」

 利用者が亡くなった後に、遺族が有料サービスなどの解約で困ることも…。帯広消費者協会の協力で注意点などをまとめました。(Chai編集室)

【事例】
 家族が亡くなり、スマホを開こうとしたが、ロックがかかっていて開けない。パスワードが必要で、携帯会社に確認したがわからないと言われてしまった。有料サービスの請求もありどうしたらいいのか。

【回答】
 インターネットを利用する際、パスワードは、個人情報を保護する上で大変重要なものです。持ち主が亡くなった場合、有料サービスや、銀行の預金、クラウド上に保管されていた写真や情報など、それらはデジタル遺品となります。なんの備えもないと、遺族は事例のように解約手続きができないなど、対応に困ることになります。スマホ、パソコンなどそれぞれ家族が調べることができるように備える必要があります。

 例えば、スマホなどの端末名、利用しているサービス名称、パスワードを紙に書き込んで、年金手帳などの重要書類と一緒に保管するのも一案です。パスワードが盗み見されないよう保管には十分注意しましょう。なお、見られたくない情報や、使っていないアプリなどは、時々整理したり、更新しておくと実用性の高い備えが維持できます。不明な点やお困りの際は、お住いの地域の消費生活相談窓口にお問い合わせください。
 
※「2023年版 くらしの豆知識」参照

【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会 Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2023年7月号より。