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27日、第56次隊が企画した歓迎会が管理棟内の食堂で開かれた。
第57次隊は第一夏期隊員宿舎に集合してから全員で移動。同宿舎から中央部の管理棟までの所要時間は5分程度で、低い丘を越えなければならない。
歓迎会では第56次の調理隊員が作った豪華な料理が並んでいた。日本でもめったに食べられないようなトリュフやステーキに驚きの表情を見せていた。
南極地域観測隊では何度も参加している隊員や毎年同じ企業の社員が選ばれる例も多く、第56次の隊員と久しぶりの再会を喜ぶ場面もあった。
二次会も用意されていたが、低気圧が接近して風速20メートル近くの強風が外で吹いていたので、早めに切り上げて宿舎に戻る。翌日からブリザードの可能性もあり、歓迎会の食事の余りは炊事場所の無い第二夏期隊員宿舎の非常食となった。