南極地域観測隊帰国
1年4か月ぶりに職場の友人と再会を果たす隊員(27日、羽田空港で
【東京】昭和基地などで活動した南極地域観測隊の第56次越冬隊(三浦英樹隊長)と第57次夏隊(門倉昭隊長)合わせて58人は27日、オーストラリア・シドニーから空路で羽田空港に帰国した。
空港の到着ロビーでは、待ちわびた家族や友人らが駆け付け、手を振って隊員を出迎えた。隊員はわが子を抱きかかえたり、友人と握手したりして久しぶりの再会を喜んだ。
その後同空港で行われた解散式では門倉隊長が「57次の夏行動はこれで終わりだが、これからは越冬隊を励ましてほしい」とあいさつ。一本締めと隊員全員で家族、関係者に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えた。(塩原真)
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