十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年1月号

特集/今食べたい 冬の鍋

おうちごはん塾(192)「即席おでん」

子どもも大人も喜ぶ 野菜が主役のアレンジレシピ
圧力鍋を使って手軽に作ろう
<材料>(4人分)

◆ダイコン………1/2本
◆ニンジン………1/2本
◆こんにゃく……1/2枚
◆早煮昆布………15cm
◆厚揚げ………………1枚
◆お好みの具(練り物、卵など)
◆A
 水……………………1ℓ
 塩………………大さじ1
 みりん…………大さじ1
 しょうゆ………大さじ1

<作り方>
(1)ダイコンは厚めの輪切り、ニンジンは大きめの乱切りにする。
(2)こんにゃくは適当な大きさに切り、下ゆでしておく。
(3)早煮昆布は2~3分水に浸し、軟らかくなったら結んでおく。
(4)圧力鍋にAと、(1)~(3)を入れて5分程度加圧する。
(5)鍋が自然に冷えるまで待ち、圧力が下がってから、好みの厚さに切り分けた厚揚げ、その他好みの材料を加えて煮込む。




<もう1品>
おでんの残り汁を使って
炊き込みごはん
<材料>(4人分)

◆白米…………………3合
◆ゴボウ……………50g
◆ニンジン…………50g
◆水煮タケノコ…200g
◆小あげ………………2枚
◆ブナシメジ……100g
◆おでんの汁………3合分
◆塩………………小さじ1
◆なたね油………小さじ2

<作り方>
(1)ゴボウはささがきにする。あく抜きはせず、油でよく炒めておく。
(2)ニンジンと小あげは細切り、タケノコは一口大の薄切り、ブナシメジは小房に分けておく。
(3)炊飯器に洗って水切りをした白米を入れ、3合のメモリまでおでんの汁(メインのレシピ参照)を注ぎ入れる。塩を加え、(1)、(2)の具材を合わせて炊く。
(4)炊き上がったらさっくり混ぜて、器に盛る。

<今月の先生>
渡辺文子さん
2児の母。食の発信を柱にしたサロン「縁が和」を主宰している。サロンにて雑穀料理サークルも開催。

おでんは良質な調味料を使うことで野菜のうま味や甘みが引き出され、おいしく仕上がります


おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを4人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2025年1月号より。
※撮影/スタジオイッセイ・高橋一生。写真の無断転用は禁じます。