絶滅の危機から回復した北米の渡り鳥
北アメリカやカナダ、アメリカに生息しており、渡りをする時はL字型の隊列で飛行します。食べ物は植物食で草や水中植物を食べます。ツンドラや草原、湖沼、河川など、さまざまな環境に適応できるため草、穀物、水分が得られる場所であればどこでも生息できます。かつては絶滅の危機もありましたが、そこから回復した北米ではよく見る鳥です。おびひろ動物園ではメスの「ハル」「ナツ」と性別不明の「アキ」と「フユ」を飼育、展示しています。
ガンカモ目ガンカモ科
■分布/北アメリカ大陸 ■翼開長/127~173cm ■体重/5.5~6.5kg
北アメリカやカナダ、アメリカに生息しており、渡りをする時はL字型の隊列で飛行します。食べ物は植物食で草や水中植物を食べます。ツンドラや草原、湖沼、河川など、さまざまな環境に適応できるため草、穀物、水分が得られる場所であればどこでも生息できます。かつては絶滅の危機もありましたが、そこから回復した北米ではよく見る鳥です。おびひろ動物園ではメスの「ハル」「ナツ」と性別不明の「アキ」と「フユ」を飼育、展示しています。
ガンカモ目ガンカモ科
■分布/東アジア ■翼開長/68~74cm ■体重/440~650g
森林に固まれた湖沼や渓流などに多く、冬は暖地におりて群れで暮らします。オスは派手な冠羽など美しい色の羽毛をもっており、色の地味なメスと一緒につがいでいることが多く、「オシドリ夫婦」の由来となっています。ドングリや昆虫、小魚を食べます。一部、季節的な移動をして渡りをします。渓流や湖沼の周辺の高いところにある樹洞に巣を作り、10個前後の卵を産み、約一カ月間卵を温めます。ヒナはふ化してから40~50日で飛べるようになります。おびひろ動物園では9羽を飼育、展示しています。