食べきれない獲物は土の中に保存!
北半球に広く生息するアカギツネの亜種。繁殖期を除き、通常は単独でネズミやウサギ、鳥類などの狩りを行い、食べきれない獲物は土の中に埋める習性があります。路上で観光客などにエサをねだったりする人懐こい一面もありますが、寄生虫「エキノコックス」の宿主になることがあります。ふん便と共に排出されたエキノコックス虫卵を誤って口にしてしまうとエキノコックス症を発症してしまいます。おびひろ動物園では2009年5月30日に上士幌で保護されたオスの「北斗(ほくと)」1頭を飼育、展示しています。