おびひろ動物園探検隊

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フラミンゴの仲間

チリフラミンゴ

フラミンゴ目フラミンゴ科

■分布/南アメリカ ■翼開長/127~153cm ■体重/2.5~3.5kg

南米に生息し水辺や高地に生息する淡いピンクのフラミンゴ

体は淡いピンク色でクリーム色の脚が特徴です。水かきはピンク色で、への字型のくちばしの縁はくし状になっていてエサをこしとる仕組みになっています。水くさやプランクトンを食べ、群れで行動し水辺で暮らしています。アンデス山脈の海抜4500メートルの高地にも生息しています。おびひろ動物園では1羽だけですが、ベニイロフラミンゴとヨーロッパフラミンゴと一緒に生活しています。見分ける時は足の色に注目するとわかりやすいです。

ベニイロフラミンゴ

フラミンゴ目フラミンゴ科

■分布/南米、中南米 ■翼開長/約150cm ■体重/2.1~4.1kg

鮮やかな羽の赤色が印象的なフラミンゴ

種名は羽が全体に紅色なことから由来し、鮮やかな色が印象的なフラミンゴです。ヒナを育てている間は羽の色素が抜け、白っぽくなります。一方、ヒナの頃は灰色で色素の入ったミルクを飲み、徐々に色づいてきます。ヒナは28日で卵からかえります。産卵期は5~7月で、卵を温めている母親のそばで父親が寄り添って見守ります。水草などを食べ、湖沼・河川・河口・沿岸・水辺で群れをなして暮らしています。おびひろ動物園では4羽を飼育、展示しています。

ヨーロッパフラミンゴ

フラミンゴ目フラミンゴ科

■分布/ヨーロッパ地中海沿岸、カスピ海周辺、シベリア西部、インド西北部、アフリカ ■翼開長/140~165cm ■体重/2~4kg

体も足も全身が薄いピンク色のフラミンゴ

薄いピンク色の羽に脚は濃いピンク色で、水かきの先には平爪をもっています。円錐形の泥で出来た巣台で卵をかえしフラミンゴミルクでヒナを育てます。水草の仲間やプランクトンを食べ、湖沼や河川、河口や水辺などで生活し、一部季節的な移動をします。寿命は25~40年で、1回の産卵で1~2個の卵を産みます。全身ピンク色に覆われたヨーロッパフラミンゴの群れは圧巻です。おびひろ動物園では15羽を飼育、展示しています。

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