太いくちばしで硬い種を割るスゴワザ
日本では本州中部以北に分布しており、北海道にも生息していますが、警戒心が強いため観察することは難しいといわれています。ずんぐりとした体形と太いくちばしが特徴で、かむ力がとても強く、硬い種子も上手に割ることができます。「チチッ ツィー」という鳴き声で主に植物質を好み、木々や草の種ほか、新芽や冬芽も食べることがあります。おびひろ動物園では1羽を飼育、展示しています。
スズメ目アトリ科
■分布/ユーラシア大陸中部域 ■翼開長/31cm ■体重/60g
日本では本州中部以北に分布しており、北海道にも生息していますが、警戒心が強いため観察することは難しいといわれています。ずんぐりとした体形と太いくちばしが特徴で、かむ力がとても強く、硬い種子も上手に割ることができます。「チチッ ツィー」という鳴き声で主に植物質を好み、木々や草の種ほか、新芽や冬芽も食べることがあります。おびひろ動物園では1羽を飼育、展示しています。
スズメ目ヒヨドリ科
■分布/日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピン北部 ■翼開長/40cm ■体重/70~100g
四季を通じて日本各地で見ることができます。主に低地から山地の林で繁殖しますが、公園や住宅街、ビル街でも子育てをする姿が目撃されています。ツグミやムクドリよりも体を直立させて木に止まります。ほとんど樹上で活動しますが、地上に降りることもあります。昆虫や、果実、花の蜜なども食べるなど幅広い食性をもっています。鳴き声は甲高く「ヒーヨ ヒーヨ」と聞こえ、和名はこの鳴き声に由来するという説が有力とされています。※ヒヨドリは2015年7月に死亡しました。
スズメ目カエデチョウ科
■分布/中国南部 ■翼開長/30cm ■体重/12~18g
野生種は存在せず、人間が遺伝的に改良した鳥とされています。江戸時代に中国から輸入されたものが先祖といわれています。寿命は長くても8年ほどとされ、飛ぶ能力が低いため、人の手を介さずに自然下で長く生き延びることはできないとされています。性格はすこぶるおとなしく、非常に飼育しやすいためペットとして人気があります。交尾後にメスは1日1個のペースで3~9個の純白の卵を産みます。ふ化から約40日後に巣立ちます。
スズメ目カエデチョウ科
■分布/インドネシアのジャワ島、バリ島 ■翼開長/30cm ■体重/24~25g
日本国内ではペットとして人気が高く、江戸時代初期から輸入されていました。品種は様々で体毛の色などによって分類されています。穀物の種子や果実、昆虫を食べます。樹上に枯れ草などで球状の巣を作り1度に5個程度を産み、ヒナはふ化してから約50日で巣立ちます。人馴れし、訓練すれば手に乗せることができます。おびひろ動物園には、シナモンブンチョウ、ハクブンチョウ、サクラブンチョウの三品種が飼育、展示されています。