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迷所めぐり

昭和基地にある天測点

昭和基地にある天測点



 昭和基地では60年の観測史に刻まれた“迷所”が数多く存在する。

 今回は梅津正道隊員と田村芳隆隊員に教えてもらった昭和基地の天測点に行ってきた。
天測点とは天文測量を実施するために設置された基準点。昭和基地では管理棟と第一夏期隊員宿舎間の丘に設置されている。

天測点付近にある木箱天測点付近にある木箱 行ってみてまず目を付くのが謎の木箱。しっかりと固定されている。何次隊が何のために置いたのかわからない。梅津隊員によると、中には犬の骨が入っているという。恐ろしくて中を開けられなかった。



岩に挟んである瓶には写真が2枚入っていた岩に挟んである瓶には写真が2枚入っていた 岩の間に挟められた酒瓶も見つけた。中には2枚の写真が入っていた。すでに退色していて明瞭には見えないが、相当古いものだろう。

 雪の舞う夜間だったため長居はせずに宿舎に戻ったが、“迷所”めぐりは続きそうだ。



天測点

天測点


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