タグ昭和基地

インフラサウンド観測



 第57次南極地域観測隊では人間の耳では聞こえないインフラサウンドの観測を行っている。竹内由香里隊員が担当し、昭和基地など5か所のインフラサウンドを測定した。

インフラサウンドは20ヘルツ以下の低周波の音波で、減衰しにくく遠くまで届く性質を持っている。日本で身近な火山や津波が発生した時にも発生する。南極では氷河やブリザードなど極域特有の現象をインフラサウンドで捉え、解析することで近づくことができない南極の自然現象を遠くからでも捉えることを目的としている。

前の記事次の記事

トップへ戻る