空からの海氷観測
ヘリコプターでつっていた機器を回収する隊員(1月10日)
第57次南極地域観測隊では、空中から昭和基地付近の氷の厚さ測る調査を行っている。厚い氷で航行が阻まれることのある観測船「しらせ」を支援するのが目的だ。
観測は国立極地研究所(東京)などが共同で行っており、57次では直木和弘隊員が担当している。第一回目は1月10日に行われ、観測船「しらせ」の航跡上の調査を行った。
観測には磁気を利用した機器を使っている。長さ3・5メートル、約100キロあり、ヘリコプターにぶら下げて氷面上から約15㍍の高さを機器が進み、厚さを測った。
直木さんは「導入が始まったところで早い実用化を目指している」と話している。
機器の後部(1月10日)
観測機器をつって海氷上を飛ぶヘリコプター(1月10日)
空からの海氷観測(1月10日)
空からの海氷観測(1月10日)
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