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西オングル島同行記(2)
新設した三角点でGPS測量の機材を回収する下野隆洋隊員(右)と大山亮隊員
対空標識を設置する三角点 西オングル島2日目。ヘリコプターが飛ばないような強風の中、昨日新設した三角点の測量機材の回収と対空標識の設置を行った。
朝からキャンプ地を出て島内をほぼ一周する予定だ。地図を手掛かりに目的地を目指すが、ほとんど役に立たない。同じような起伏がずっと続き、谷間には雪がびっしりとあって地形を読むことができないのだ。方位磁石も下に張り付いて使い物にならない。
下野隆洋隊員が持つGPSを手掛かりに4時間かけてキャンプ地に戻ってきた。半日で2万歩近くになっていた。
2日目歩いた西オングル島。奥は南極大陸の露岩帯ラングホブデ
西オングル島は同じような地形がそこまでも続く
観測地で見られたナンキョクオオトウゾクカモメ
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