タグ昭和基地

PANSY除雪作業

大型大気レーダー(PANSY)の除雪作業

大型大気レーダー(PANSY)の除雪作業

 昭和基地の東側を占めている大型大気レーダー(PANSY)の除雪作業が昨年24日から行われている。

 PANSYは1045本のアンテナで上空の大気の流れを観測するレーダー。強い風が吹く南極では構造物にドリフトと呼ばれる吹き溜まりが夏になっても解けずに残ってしまう。夏の間に除雪しておかなければ、雪でアンテナが曲がって観測に影響を与える。

 これまで私は2回お手伝いした。砂を撒いたり、除雪をしたりするが、広大な面積では成果が上がらなかった。

 PANSYを担当する高麗隊員は「モチベーションは高い。やればやっただけいい観測ができる」と毎日業務に励んでいる。

前の記事次の記事

トップへ戻る