タグ南極観測船しらせ
観測隊訓練と船酔い
ヘリ着陸時に橙の煙を焚き目印とする「火工品」の訓練をする隊員
昨日に続き、今日午前も観測隊訓練が行われた。隊員が海面に落下したことを想定した「溺者(できしゃ)訓練」。船が沈没する危険性がある場合の「総員離艦」など実技がメインの訓練を実施した。
私も参加したが、船酔いが激しく、まともに話を聞いていられない。説明中にうつむいている隊員も多かった。出港してから寝室にこもりっきりになっている人もいる。
訓練が終わり、現在位置を教えてもらうために艦橋に上る。それに、外の風景を見ると船酔いが軽減されるのだ。
「11日ごろがもっと揺れますよ」。頭の中が船酔いに支配されてきた。
前の記事次の記事