「しらせ」のメニューを考えている給養員長の渡邉隆司さんに話を聞いた。
・豪隊員が乗船してきて変えた点はあるか。
普段1か月分のメニューをある程度決めているが、今回は予定外のことだったので、献立を練り直した。一気に量が増えたので、対応できるようなメニューにしている。
・具体的にはどのような献立を作っているか。
食生活自体が違うので各食事に洋食を取り入れている。せっかく日本の船に乗ったので日本ならではのものも食べてもらいたい。メニューに巻きずしなどを取り入れ提供している。食べやすいように丼物も多く出している。
渡邉さん(左)と大鋸艦長(右)。(3月10日撮影)・気を付けている点は
オーストラリアはアレルギーの対応が進んでいる。メニューや食材の英語表示を行い対応している。アレルギーを持った人でも、各食すこしは食べられるように考えている。
・料理を出した時の手ごたえは
なんでも食べてくれるのが良かった。朝食にはパンやシリアルを出しているが、意外と白飯を食べる人も多い。あまり経験できることではないので勉強になった。