タグ南極観測船しらせ
南極観測船「しらせ」には広報用の写真や映像を撮影する畑野隆司(たかし)写真長が乗船している。
55次から3回連続の観測隊協力行動に参加。記録用として、自衛官の活動を中心に撮影しているが、「しらせ」と一緒にオーロラ、アデリーペンギンを写した美しい写真も多い。57次の活動では南極大陸のラングホブデやスカーレンにも訪れた。畑野さんは「南極での撮影はコントラストが強すぎるので撮影が難しい。日差しが強くモニターで確認することもできない」と特有の環境を語る。現在は広報用に作られる「しらせ氷海を行く」の編集作業を行っている。
復路はオーロラ撮影の絶好のチャンス。「毎年行動は変わらないが、今までなかった新しい視点で撮影していきたい」と話している。