おばちゃん助産師の子育てエール(16)「抱っこにある『魔法』の力」
こんにちは。十勝の子育て応援団、おばちゃん助産師の中山です。
出産してから、数えきれないくらい赤ちゃんを抱っこする日々ですね。時には赤ちゃんが夜泣き怪獣に見えてきて、抱っこが大変に思えることもあるかもしれません。
ママはひとりで頑張らず、パパや周りの人とみんなで、抱っこして子育てしていきましょう。
抱っこすると、親にも子にも「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が分泌されます。赤ちゃんの頃から、いっぱい抱っこされて、いっぱいオキシトシンが出ると、心が安定してたくましく成長できると言われています。
抱っこしている方もオキシトシンの効果で、幸せな気持ちになります。抱っこには、魔法のようなすてきなな力があるのです。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」という言葉があるほどよく泣きます。ママは「なぜ?」と理由を検索したくなりますが、まず抱っこして顔を見ながら「眠いのかな」「おなかが空いたのかな」と話しかけてみましょう。それだけで赤ちゃんは、愛されていると実感して安心します。世界の子守歌でも、「子どもは抱っこしないと寝ない、抱きしめるから安心して」という内容の歌がたくさんあります。全世界、子育ての悩みは同じなのです。
「抱き癖がつく」と悩むママもいますが、癖になったと思うほど、たくさん抱っこしているなら、子どもの心は大満足で、素晴らしいことです。
抱っこ生活は、永遠には続きません。子どもの成長とともに、スキンシップの形も変化していきます。今しかできない魔法の抱っこを思いきり楽しみましょう。
<なかやま・ゆかり>
1961年富山県生まれ。84年から帯広厚生病院、公立芽室病院などで助産師として勤務。2018年に退職。現在は、十勝管内で講演会や子育て相談、お母さん教室、母乳相談、産前産後ケアなどを行う。62歳。
出産してから、数えきれないくらい赤ちゃんを抱っこする日々ですね。時には赤ちゃんが夜泣き怪獣に見えてきて、抱っこが大変に思えることもあるかもしれません。
ママはひとりで頑張らず、パパや周りの人とみんなで、抱っこして子育てしていきましょう。
抱っこすると、親にも子にも「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が分泌されます。赤ちゃんの頃から、いっぱい抱っこされて、いっぱいオキシトシンが出ると、心が安定してたくましく成長できると言われています。
抱っこしている方もオキシトシンの効果で、幸せな気持ちになります。抱っこには、魔法のようなすてきなな力があるのです。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」という言葉があるほどよく泣きます。ママは「なぜ?」と理由を検索したくなりますが、まず抱っこして顔を見ながら「眠いのかな」「おなかが空いたのかな」と話しかけてみましょう。それだけで赤ちゃんは、愛されていると実感して安心します。世界の子守歌でも、「子どもは抱っこしないと寝ない、抱きしめるから安心して」という内容の歌がたくさんあります。全世界、子育ての悩みは同じなのです。
「抱き癖がつく」と悩むママもいますが、癖になったと思うほど、たくさん抱っこしているなら、子どもの心は大満足で、素晴らしいことです。
抱っこ生活は、永遠には続きません。子どもの成長とともに、スキンシップの形も変化していきます。今しかできない魔法の抱っこを思いきり楽しみましょう。
<なかやま・ゆかり>
1961年富山県生まれ。84年から帯広厚生病院、公立芽室病院などで助産師として勤務。2018年に退職。現在は、十勝管内で講演会や子育て相談、お母さん教室、母乳相談、産前産後ケアなどを行う。62歳。
おばちゃん助産師の子育てエール
月1回紙面を通して子育ての楽しみ方、頑張りすぎない子育て、ママも休んでいい-などのテーマで、おばちゃん助産師が子育て応援エールを送りたいと思います。