おばちゃん助産師の子育てエール(11)「『夜泣き』には終わりくる」
こんにちは。十勝の子育て応援団、おばちゃん助産師の中山です。
「夜泣き」は大変です。闇に響くわが子の泣き声、何をしても泣きやまず、訳が分からなくなり、ママも泣けてきます。
おばちゃんも子育て中は夜泣きの洗礼を受け、当時はヘトヘトで過労死するかと思いましたよ(今も元気ですが)。
なぜ赤ちゃんは夜泣きするのでしょうか?
赤ちゃんは脳の発達が盛んで、レム睡眠(浅い眠り)の割合が高いため、目が覚めやすく泣いてしまうのです。9カ月頃には睡眠サイクルが整うので、夜泣きは収まってきますが、1~2歳まで続くこともあります。また、3~4カ月頃までは、感情コントロールが苦手なので、眠すぎても激しく泣くのです。
ママの心の声は「眠いなら寝てくれ~」ですね。でもそれが上手にできないのが赤ちゃんなので、気長にお付き合いをお願いします。
「夜泣き」は大変です。闇に響くわが子の泣き声、何をしても泣きやまず、訳が分からなくなり、ママも泣けてきます。
おばちゃんも子育て中は夜泣きの洗礼を受け、当時はヘトヘトで過労死するかと思いましたよ(今も元気ですが)。
なぜ赤ちゃんは夜泣きするのでしょうか?
赤ちゃんは脳の発達が盛んで、レム睡眠(浅い眠り)の割合が高いため、目が覚めやすく泣いてしまうのです。9カ月頃には睡眠サイクルが整うので、夜泣きは収まってきますが、1~2歳まで続くこともあります。また、3~4カ月頃までは、感情コントロールが苦手なので、眠すぎても激しく泣くのです。
ママの心の声は「眠いなら寝てくれ~」ですね。でもそれが上手にできないのが赤ちゃんなので、気長にお付き合いをお願いします。
対策としては、生活リズムや寝室の環境を整えて、赤ちゃんが朝、昼、夜を感じる工夫をしましょう。寝不足でも、朝はカーテンを開けて、光を浴びてください。二度寝してもいいので、朝日を感じることが大切。日中の散歩もおすすめです。
夜泣きしていても、赤ちゃんはとても元気に成長しています。心配なのは疲れているママの心と身体です。
ママは「母は強し、だから何でもできる」など母性神話に惑わされず、パパや周りの人に手助けしてもらってください。元気に子育てすることが大事なのです。
どんなに強敵の夜泣きでも、子どもの成長とともに終わりが来ます。子どもが大きくなったとき、振り回された日々さえも、いとおしく楽しい思い出となりますよ。おばちゃんも、夜泣きで奮闘した日々を思い出すたび、コントのような夜だったと笑ってしまいます。
<なかやま・ゆかり>
1961年富山県生まれ。84年から帯広厚生病院、公立芽室病院などで助産師として勤務。2018年に退職。現在はフリーの助産師として、講演会、新得町の産前・産後ケアなどを行う。61歳。
おばちゃん助産師の子育てエール
月1回紙面を通して子育ての楽しみ方、頑張りすぎない子育て、ママも休んでいい-などのテーマで、おばちゃん助産師が子育て応援エールを送りたいと思います。