おばちゃん助産師の子育てエール(7)「パパ、頼りにしています」
こんにちは。十勝の子育て応援団、おばちゃん助産師の中山です。今回は頑張っているパパを応援をします。
楽しく子育てするには、妊娠中からママが安心でき、出産や授乳期を通しても安定した気持ちで赤ちゃんに向き合えることが大切です。ママが元気に過ごせるようにサポートするパパの役割はとても重要です。
メディアでも「イクメン(育児を積極的に行う父親)」特集が組まれ、国の政策でも、パパの子育て参加が進められています。
しかし現実には、パパが子育ての話を聞く機会は少なく、イクメンとして頼りにされているけど、退院時に初めてわが子を抱き、抱っこさえも不慣れな状況で子育てがスタートするのです。やる気はあるけど、気持ちだけが空回りしてパパもお気の毒なくらい大変なのです。でも、どのパパも頑張ってくれていてうれしいです。
残念なことに、パパの協力の中でも、子育てに孤独感を感じる母親は7割もいると言われ、なかなか減ってくれません。産後のうつも増加傾向で、改めてママの心の繊細さを痛感します。
パパの心の声は「なぜ?」「どうしたらいいの?」ですね。
難しく考えないで下さい。パパはできる範囲でいいので、家事や赤ちゃんのお世話など、ママを手助けしてほしいのです。そして話を聞いてほしいのです。寄り添うことでママの心が安心します。
ママも「いちいち言わなくても、パパには分かってほしい」ではなく、言葉にして伝えましょう。パパは頼りになりますよ。
パパとママが支えあって頑張っている姿は、赤ちゃんの心をとっても幸せにします。
毎日がビックリする忙しさですが、少しずつ親になっていく自分たちの変身ぶりも楽しみにして下さいね。
<なかやま・ゆかり>
1961年富山県生まれ。84年から帯広厚生病院、公立芽室病院などで助産師として勤務。2018年に退職。現在はフリーの助産師として、講演会、新得町の産前・産後ケアなどを行う。61歳。
楽しく子育てするには、妊娠中からママが安心でき、出産や授乳期を通しても安定した気持ちで赤ちゃんに向き合えることが大切です。ママが元気に過ごせるようにサポートするパパの役割はとても重要です。
メディアでも「イクメン(育児を積極的に行う父親)」特集が組まれ、国の政策でも、パパの子育て参加が進められています。
しかし現実には、パパが子育ての話を聞く機会は少なく、イクメンとして頼りにされているけど、退院時に初めてわが子を抱き、抱っこさえも不慣れな状況で子育てがスタートするのです。やる気はあるけど、気持ちだけが空回りしてパパもお気の毒なくらい大変なのです。でも、どのパパも頑張ってくれていてうれしいです。
残念なことに、パパの協力の中でも、子育てに孤独感を感じる母親は7割もいると言われ、なかなか減ってくれません。産後のうつも増加傾向で、改めてママの心の繊細さを痛感します。
パパの心の声は「なぜ?」「どうしたらいいの?」ですね。
難しく考えないで下さい。パパはできる範囲でいいので、家事や赤ちゃんのお世話など、ママを手助けしてほしいのです。そして話を聞いてほしいのです。寄り添うことでママの心が安心します。
ママも「いちいち言わなくても、パパには分かってほしい」ではなく、言葉にして伝えましょう。パパは頼りになりますよ。
パパとママが支えあって頑張っている姿は、赤ちゃんの心をとっても幸せにします。
毎日がビックリする忙しさですが、少しずつ親になっていく自分たちの変身ぶりも楽しみにして下さいね。
<なかやま・ゆかり>
1961年富山県生まれ。84年から帯広厚生病院、公立芽室病院などで助産師として勤務。2018年に退職。現在はフリーの助産師として、講演会、新得町の産前・産後ケアなどを行う。61歳。
おばちゃん助産師の子育てエール
月1回紙面を通して子育ての楽しみ方、頑張りすぎない子育て、ママも休んでいい-などのテーマで、おばちゃん助産師が子育て応援エールを送りたいと思います。