おばちゃん助産師の子育てエール(6)「『赤ちゃんがえり』は大好きの合図」
こんにちは。十勝の子育て応援団、おばちゃん助産師の中山です。
今回は「赤ちゃんがえり」のお悩みを応援します。
赤ちゃんがえりは、2人目の妊娠や出産をきっかけに、上の子に起こります。急に甘えが強くなったり、夜泣きをしたり、赤ちゃんの頃に戻ったようになることをいいます。
家族が増えることは、幸せな出来事です。上の子にとっても、うれしい事ですが、独り占めしていたパパとママの愛情が、赤ちゃんにとられてしまうのではないかと心配し、心が不安定になることで起きる行動なのです。
「どうすればいいの?」ママは悩みますね。愛情を確認しているのだから、上の子としっかり向き合い、気分はタカラジェンヌで、「愛している」とちょっと大げさに見えるくらい、わかりやすく伝えればいいのです。
寝る時にはギュッと抱きしめて「大好き」とささやき、ママを独り占めできる幸せな時間をつくるのも良いですよ。
抱きしめられて愛情を感じると、オキシトシンという幸せホルモンがでて、子どもの心が安定します。とは言っても、上の子の急な変化には疲れるし、困惑します。「わがままな子にならないか?」「私の愛情が足りないから、赤ちゃんがえりするのか?」などいろいろ考えてしまいますね。 悩む必要は全くありません。とにかく体力勝負で、あの手この手と工夫して愛情を伝えましょう。ママのオリジナル愛情作戦でいいのです。
赤ちゃんがえりは今だけです。そしてパパとママが大好きだというすてきな合図なのです。そう思うと、大変だけど頑張れますね。
大切なことは、ママも気分転換したり、ひとりで頑張らず、周りの人に助けてもらいながら、毎日バタバタと楽しむことです。
赤ちゃんがえりを卒業したわが子の成長も楽しみにして下さい。
<なかやま・ゆかり>
1961年富山県生まれ。84年から帯広厚生病院、公立芽室病院などで助産師として勤務。2018年に退職。現在はフリーの助産師として、講演会、新得町の産前・産後ケアなどを行う。61歳。
今回は「赤ちゃんがえり」のお悩みを応援します。
赤ちゃんがえりは、2人目の妊娠や出産をきっかけに、上の子に起こります。急に甘えが強くなったり、夜泣きをしたり、赤ちゃんの頃に戻ったようになることをいいます。
家族が増えることは、幸せな出来事です。上の子にとっても、うれしい事ですが、独り占めしていたパパとママの愛情が、赤ちゃんにとられてしまうのではないかと心配し、心が不安定になることで起きる行動なのです。
「どうすればいいの?」ママは悩みますね。愛情を確認しているのだから、上の子としっかり向き合い、気分はタカラジェンヌで、「愛している」とちょっと大げさに見えるくらい、わかりやすく伝えればいいのです。
寝る時にはギュッと抱きしめて「大好き」とささやき、ママを独り占めできる幸せな時間をつくるのも良いですよ。
抱きしめられて愛情を感じると、オキシトシンという幸せホルモンがでて、子どもの心が安定します。とは言っても、上の子の急な変化には疲れるし、困惑します。「わがままな子にならないか?」「私の愛情が足りないから、赤ちゃんがえりするのか?」などいろいろ考えてしまいますね。 悩む必要は全くありません。とにかく体力勝負で、あの手この手と工夫して愛情を伝えましょう。ママのオリジナル愛情作戦でいいのです。
赤ちゃんがえりは今だけです。そしてパパとママが大好きだというすてきな合図なのです。そう思うと、大変だけど頑張れますね。
大切なことは、ママも気分転換したり、ひとりで頑張らず、周りの人に助けてもらいながら、毎日バタバタと楽しむことです。
赤ちゃんがえりを卒業したわが子の成長も楽しみにして下さい。
<なかやま・ゆかり>
1961年富山県生まれ。84年から帯広厚生病院、公立芽室病院などで助産師として勤務。2018年に退職。現在はフリーの助産師として、講演会、新得町の産前・産後ケアなどを行う。61歳。
おばちゃん助産師の子育てエール
月1回紙面を通して子育ての楽しみ方、頑張りすぎない子育て、ママも休んでいい-などのテーマで、おばちゃん助産師が子育て応援エールを送りたいと思います。