十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年5月号

特集/みんなの好きなパン

深まる絆が地域を動かす YEGの魅力に迫る

YEG 帯広商工会議所青年部

 十勝の企業で経営を担う人材らで構成され帯広YEGこと、帯広商工会議所青年部。昨年11月に開催した情報伝達をテーマとした例会では、YEGの魅力を「交流」「研鑽」「地域貢献」の3つのテーマで掘り下げ、会員たちの相互理解と、情報の整理として伝達について学びを深めました。

「交流」「研鑽」「地域貢献」3テーマでYEGを分析
 「交流が深まるのは、同じ目標に向かって話し合い、行動する時」との声が多く、例会やプロジェクトの場がきっかけになることが指摘された。負荷がかかる場面や苦楽を共にした経験が、会員の信頼関係の深耕につながっている。

 
 研鑽に関しては、「メンバーから新しい発想や知識を得られる」という点がメリットとして挙げられた。法律や金融の専門知識から、動画編集やプレゼン資料作成などの実践的なスキルまで、幅広い学びが会員の成長を支えている。


 地域貢献に関しては、「来場者の笑顔や感謝の言葉にやりがいを感じる」という意見が多くかった。氷まつりやとかちマルシェなどのイベントで、来場者に喜びを届けることが活動の原動力となり、「疲労困憊するが、団結力や達成感を得られる」との声もあった。

会員同士の交流促進 イベントづくりで絆
 YEGは4委員会のほか、ばん馬、まつり、未来づくり研究の3プロジェクトで活動を推進。組織強化委員会は新旧会員の考えを調整し組織体制を構築、交流委員会は会員同士の関係強化、研修委員会は講師を招いた勉強会などを企画、総務広報委員会はSNSなどを使った活動発信を行っている。地域貢献の事業としては、ばん馬まつり(10月) の主催、とかちマルシェ(8~9月)の飲食ブース出店、 おびひろ氷まつり(1月)のスノーフィールド設置や飲食ブース出店などに毎年取り組んでいる。

とかちマルシェ

おびひろ氷まつり

ばん馬まつり



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Tel:0155・25・7121
mail:keieisodan@occi.or.jp
【担当】 帯広商工会議所内 帯広商工会議所青年部事務局

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※フリーマガジン「Chai」2025年3月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。