「写真展 星野道夫 悠久の時を旅する」の見どころに迫る!
絶賛開催中の「星野道夫展」にChai編集室のランナーがお邪魔して、帯広美術館学芸員の耳塚里沙さんに押さえるべきポイントを紹介してもらいました。
アラスカの大自然に生きる人や野生動物を愛し、生涯をかけて人々の記憶に残る写真と文章を記録し続けた星野道夫氏。取材中に事故で亡くなり25年以上たった今でも、彼の作品は多くのファンを魅了しています。
好評開催中の「星野道夫展」では、星野氏が20歳の時に初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島の写真まで147点を展示。取材ノートや手紙、愛用のカメラなどの貴重な資料も。極北の地で出合った厳しい自然のなかで力強く生きる動物の表情や幻想的な景色などを撮影した作品が並びます。
星野氏自身が執筆した言葉とともに「自然と人との関わり」を追い続けた写真家による不朽の名作をお楽しみください。
見どころがたくさん!
2022年に、アラスカの自宅から発見されたパノラマカメラや、カメラ内に残っていたフィルムを現像した写真パネルなど貴重な資料が間近で見られます。
【この作品に注目!】
撮影:星野道夫(C)Naoko Hoshino
【作品がモチーフのオリジナルグッズも販売!】
ポストカードや携帯ケースをはじめ、星野氏が撮影した写真がグッズになって登場。人気の書籍や写真集も多数取り扱っています。鑑賞後の余韻にひたりながら、お買い物しませんか?(ショップの営業は16時30分まで。現金のみ取り扱い)
【イベント情報】
・ギャラリー・ツアー/6月1日(土)14時~(40分):学芸員による詳しい解説付き
・キッズ・ツアー/6月16日(日)14時~(30分):子ども向けに展示会を楽しく紹介
※フリーマガジン「Chai」2024年6月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。