道内ではきのう、きょうと寒の戻りとなっています。この「寒の戻り」は、俳句では春の季語で「冴え返る」という表現をしたり、手紙などに添える時候の挨拶では「春寒料峭（しゅんかんりょうしょう）のみぎり」と言ったりします。どちらも一度暖かさを経験した体にはこたえる寒さを表現した言葉です。きのう、そしてきょうはまさにそんな体感となっています。

　一方、あすから一気に季節の歩みが急加速、十勝...