十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

十勝の豆を食べよう 簡単レシピに挑戦!

 十勝は日本一の豆の産地。消費拡大を目指して毎年3月に開催している「豆まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年も開催が見送りになりました。代替企画として、簡単に作れる豆レシピをご紹介します。十勝毎日新聞社のスタッフが調理に挑みました。

<教えてくれた人 右>
栂安信子さん
料理教室「Nobu Kitchen」(帯広市西9南9)主宰。とかち観光大使、雑穀クリエーターとしても活躍し、食を通じて十勝の魅力を発信しています。

<チャレンジした人 左>
十勝毎日新聞社 営業局・モモカ
多忙な毎日で料理をする時間がなかなか取れないのが悩み。豆料理はほぼ初心者。がんばりま~す♪

豆の魅力は??
 豆は、常温で保存が利いて栄養も豊富な食材です。酸化作用も期待できるので、女性は特にオススメです。生豆から煮るのはもちろん、市販の缶詰なども活用しながら上手に取り入れましょう。




小豆オレ
<材料>(1人分)

◆あん…大さじ1(約25g)
◆牛乳………………90cc


<作り方>
(1)グラスにあんを入れ牛乳を注ぐ。
(2)軽く混ぜる。


<Point>
 アイスとホット、どちらも優しい甘さです。あんの作り方動画で紹介中!




ホットサンド
<材料>(1人分)

◆食パン…2枚(6枚または8枚切り)
◆あん……………………………25g
◆スライスチーズ…………………1枚
◆マスタード………………………適量
◆カボチャのペースト…………25g
(リンゴ、バナナなどお好みのジャムやハム、炒り卵も可)
◆ホウレンソウ………………5、6枚

<作り方>
(1)食パンに薄くマスタードを塗り、スライスチーズ、あん、カボチャのペー
ストを重ねる。
(2)1にホウレンソウの葉を並べ、もう1枚のパンを載せる。
(3)ホットサンドメーカーで、両面がこんがりするまで3~5分焼く。
※ホットサンドメーカーがない場合、オーブントースターやフライパンでも作れます
(4)食べやすい大きさにカットし、サラダや果物を添える。


<Point>
 自宅にある食材で応用ができます。軟らかく煮たニンジンもオレンジ色がきれいです。あんには、ハムやギリシャヨーグルトもよく合います。




煎り光黒大豆しょうゆ漬け
<材料>

◆光黒大豆…200cc(1カップ)(他の黒大豆でも可)
※「光黒」は主に北海道で生産され、煮崩れが少ない点が特徴。
◆しょうゆ………………………適量

<作り方>
(1)光黒豆をさっと洗いザルにあげる
(2)1をフライパンに入れ、約20分弱火でから煎りする。
(3)粗熱が取れたら消毒した瓶に入れ、しょうゆをひたひたに注ぐ。
※適した瓶がない場合、ジッパーのついた袋でも可能

豆の位置が常に移動するイメージで!


いい香り~ お豆のアロマみたいでしょう?


<Point>
 時間が経つと豆がしょうゆを吸収するので、気付いた時点で足して下さい。大きい瓶に入れ替えてしょうゆを加えると、豆が十分に隠れるので保存性が増します。



試食タイム

どれもおいしいです♪ 生豆から調理すると、豆に愛着が湧いてきました。皆さんもぜひ試してくださいね! おいしい~


※フリーマガジン「Chai」2022年3月号より。
※撮影/辻 博希。※撮影時のみ、マスクを外しています。写真の無断転用は禁じます。