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新築着工より多い帯広の空き家 1000軒超えて減らず 不動産業界・行政に危機感

高田 英俊

十勝毎日新聞社 編集局 整理グループ

帯広市内の空き家が1000戸を超えて減らない。誰も住まない家は年間の新築戸建ての倍近くあり、宅地価格の上昇や不動産取引の流動性低下にも影響する。昭和から建てられてきた住宅が放置されるのは人口減少時代を反映しており、不動産業界は今後も増えると予想する。所有者と行政、民間企業の協力の必要性や解体・流通を促す制度の再構築を求める声が強まっている。