2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

カゴメ 11月2日は「いい血圧の日」~特別対談~

カゴメ(株)北海道支店 寺本支店長×中札内村 森田村長

 11月2日は「いい血圧の日」という健康を意識する記念日が制定されていることから、十勝エリアでも特に自治体全体で健康意識を盛り上げようと取り組んでいる中札内村の森田匡彦村長と、そのお手伝いをされているカゴメ株式会社北海道支店の寺本隆博支店長のお話を伺いました。

【村長】 中札内村では、2年前からカゴメの「ベジチェックR」という野菜摂取レベル・推定野菜摂取量を測定できる機器を役場に設置し、村民の健康意識向上に向けた取り組みを実施してきました。当初は12段階の6.2だった数値も6.5まで向上し、村民の野菜摂取、健康意識の高まりを実感しています。

【支店長】 うれしい変化ですね。以前セミナーを開催させていただいた際にも村民の方々は、かぼちゃをたくさん食べているというお話を伺いました。厚生労働省が掲げる野菜摂取目標量は1日350グラムですが、かぼちゃなどの色の濃い緑黄色野菜を積極的に食べることが良いとされています。

【村長】 「カゴメ」「野菜」といえばやはりトマトのイメージが強いですが、野菜の中でもトマトの優れている点やオススメの食べ方などを教えて欲しいです。

【支店長】 トマトに含まれている赤い色素のリコピンが代表的な栄養素です。また最近では、アミノ酸の一種であるGABAも注目されています。リコピンには体内の血中HDL(善玉)コレステロールを増やす機能が、GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。

【村長】 良いこと尽くしですね。

【支店長】 野菜を生で食べるより、リコピンはジュースなどの加工品で摂取するほうが約3.8倍も吸収率が高いことが研究から分かっています。また、油と一緒にとると吸収率がより高まることが期待されるため、野菜ジュースにスプーン1杯のオリーブ油を入れて飲んだり、冷蔵庫にある野菜とベーコンなどでミネストローネにするのもオススメです。

【村長】 ジュースだと仕事の合間などでも手軽に取れますよね。一日の中でいつ取るのが一番良いですか。

【支店長】 皆さんのライフスタイルに合わせたタイミングがベストですが、カゴメの研究では、野菜ジュースを食事の前に飲むと食後の血糖値の急上昇を抑えて緩やかにすることが分かりました。ぜひこの「野菜ジュースファースト」を試してもらいたいです。

 また、リコピンは牛乳との相性も良いので、牛乳と合わせて飲んだりシリアルにかけて食べていただくとカルシウムも一緒に取れるので忙しい朝にもオススメです。

(出典)リコピン Gartnerら(Am.J.Clin.Nutr., 1997)野菜加工品は原料野菜の全成分を含むものではありません。

センサーに手のひらを当てることで、皮膚のカロテノイド量を測定。数十秒で推定野菜摂取量、野菜摂取レベルを表示する。
※表示値はあくまでも目安とお考えください ※ベジチェックは医療機器ではありません


<カゴメ株式会社 北海道支店>
札幌市中央区北8条西23丁目2-10
Tel:011・631・2411
カゴメ株式会社 お客様相談センター フリーダイヤル:0120・401・831(電話受付時間/10時~12時、13時~16時 ※土・日曜、祝日を除く)

※フリーマガジン「Chai」2022年11月号より。
※撮影/スタジオ・イッセイ 高橋一生。
※撮影時のみ、マスクを外しています。写真の無断転用は禁じます。