音更町の伐採議論から考える 自然の保護と利用
「切ってほしい」「いや切るな」。2020年12月、音更町内の林の伐採計画をめぐり議論が起こった。伐採対象となったのは東士狩など同町有の防風保安林で、200年生の広葉樹を主体とした天然林とカラマツ人工林。町が広葉樹の伐採を進めていた中、一部町民が自然・動物保護の観点で伐採の差し止めを求めた。伐採地の違法作業が確認されたこともあり、町は作業を一時ストップし、広葉樹を残しカラマツ林のみを伐採する計...
「切ってほしい」「いや切るな」。2020年12月、音更町内の林の伐採計画をめぐり議論が起こった。伐採対象となったのは東士狩など同町有の防風保安林で、200年生の広葉樹を主体とした天然林とカラマツ人工林。町が広葉樹の伐採を進めていた中、一部町民が自然・動物保護の観点で伐採の差し止めを求めた。伐採地の違法作業が確認されたこともあり、町は作業を一時ストップし、広葉樹を残しカラマツ林のみを伐採する計...
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