勝毎電子版ジャーナル

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命の大切さ、未来につなぐ 被災校舎が防災学習施設に 東松島市「キボッチャ」

小林 祐己

元JICAグアテマラ事務所企画調査員

塩原 真

十勝毎日新聞社 編集局デジタルセンター


 東日本大震災で津波被害に遭い、2016年に閉校した宮城県東松島市の旧野蒜小学校が、防災体験型学習施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」として生まれ変わり、再び人々が集う場所として活用されている。津波から多くの命を救った学校は今、未来に向かって命の大切さを発信している。
(文・小林祐己、写真・塩原真)
旧野蒜小学校の備品も置かれる
◆命救った校舎
 2011年3...