英国から十勝を想う…マリノみどりの徒然tweet@Devon(69)「イギリス人は慣用句が大好き」
毎日、英語です。テレビも新聞もインターネットも携帯の画面も…。日本語字幕や表記が無いのです。ここは英国。日本語の新聞の政治欄でさえ慣用句と熟語、難しい漢字で成り立っていて読むのは大変。それが外国語だなんて!
メールのやり取りや医者との会話に必要な語いを身につけるため、辞書を引くことも多いのです。日本とイギリスの文化には多くの類似点があります。日本と同じ意味の慣用句が多数あり、この慣用句がイギリス英語には欠かせない“粋な”表現。知らないと会話に取り残されてしまうのが日常なのです。
例えば「Take hats off」は、「脱帽」と直訳すると「帽子を脱ぐ」。「An eye for eye,a tooth for a tooth」は、「目には目を歯には歯を」。 ニュアンスは違いますが、「聞く耳を持つ」という場合、「I am all my ears.」、「ちゃんと集中して聞いているよ」、という感じで使います。イメージ湧きますよね? 日本でもよく使われる「隣の芝生は青くみえる」もあります。「Grass is greener on the other side」。隣(neighbours)ではないですが、「反対側の芝はもっと濃い緑」。このような慣用句が日常会話の中にあるので、気を抜くと会話についていけなくなります。“Ears”だけ聞き取ると「耳の話ししているの?」なんて具合に(笑)
◆英国から十勝を想う…マリノみどりの徒然tweet@Devon
幕別町出身、英国Devon在住のマリノ みどりさんが英国の日常や文化などを紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年3月号より。
メールのやり取りや医者との会話に必要な語いを身につけるため、辞書を引くことも多いのです。日本とイギリスの文化には多くの類似点があります。日本と同じ意味の慣用句が多数あり、この慣用句がイギリス英語には欠かせない“粋な”表現。知らないと会話に取り残されてしまうのが日常なのです。
例えば「Take hats off」は、「脱帽」と直訳すると「帽子を脱ぐ」。「An eye for eye,a tooth for a tooth」は、「目には目を歯には歯を」。 ニュアンスは違いますが、「聞く耳を持つ」という場合、「I am all my ears.」、「ちゃんと集中して聞いているよ」、という感じで使います。イメージ湧きますよね? 日本でもよく使われる「隣の芝生は青くみえる」もあります。「Grass is greener on the other side」。隣(neighbours)ではないですが、「反対側の芝はもっと濃い緑」。このような慣用句が日常会話の中にあるので、気を抜くと会話についていけなくなります。“Ears”だけ聞き取ると「耳の話ししているの?」なんて具合に(笑)
◆英国から十勝を想う…マリノみどりの徒然tweet@Devon
幕別町出身、英国Devon在住のマリノ みどりさんが英国の日常や文化などを紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年3月号より。
マリノみどりの徒然tweet
幕別町出身、英国Devon在住のマリノ みどりさんが英国の日常や文化などを紹介します。