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活断層か否か 年明けにも規制委判断へ 先行き見えない泊原発再稼働問題

小林 祐己

元JICAグアテマラ事務所企画調査員

 北海道電力の泊原発(泊発電所、後志管内泊村)の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査で、年明けにも重大な判断が下される。北電が「活断層ではない」と主張する敷地内の「Fー1断層」の活動性評価に結論が出される見込みだ。8年目と長期化する審査は一つのヤマ場を迎えるが、その後も他の敷地内断層や海底活断層の評価、防潮壁の新設、津波の影響評価など課題は山積で、北電が目指す「1日も早い」再稼働はめどが立って...